よつ葉の福祉について

イラスト:酒井たかし

社会福祉法人よつば福祉の夢

よつば福祉は、人と人のつながりを大切に、かけがいのないひとりひとりが元気に生活できる場づくりと、協同関係が息づく社会づくりをめざします。

「上野デイハウスしもつき」は、地元に住む方々の協力を得て、2006年(平成18年)に開業しました。「デイハウス」と名付けたのは、一方通行のサービスではなく、家族や友だちみたいに、お互い様よと言えるもうひとつの家(ハウス)にしたいとの思いからです。生き活きとした普通の暮らしの場をめざしています。何よりも食べることを大切にしており、関西よつ葉連絡会の食材・調味料等できるだけ自然な食べ物を、きちんとお出汁をとって調理をしています。また、自分でできることは自分で続けられるように、生活リハビリを促し、機能訓練になることを心がけています。

「ケアプランとまと」は、上野の街かどにあります。介護や福祉のことなら「とまと」へ相談に行こうと思っていただける、頼りがいのある地域のケアプランセンターになるのが目標です。ご家族さんや他の事業所さん、医療・介護の専門職と介護との連携をはかり、ご縁のできた利用者さんがその方らしく、ご自宅での生活が続けていかれるようにお手伝いしたいと思っています。

高齢社会となり、体に障害のある人や認知症と呼ばれる人が増えてきました。高度医療がどんどん進む反面、ちょっとした病気では入院すらできなくなっています。ひとりで生きるには何とも不自由です。これからの介護サービスの中身が問われています。

創立から10年がすぎ、次の世代の仲間たちと一緒に、人が人として大事にされる場を、少しずつ広げていきたいと考えています。

理事長 津田順子

社会福祉法人よつば福祉の歩み

2000年10月
NPOよつ葉福祉友の会 発足
関西よつ葉連絡会と協力して、豊中・宝塚・茨木・大阪・奈良でヘルパー養成研修をおこなう
2004年5月
1998年からおこなっていた月1回の地域サロン(霜月会)を週3回おこなうことになり、豊中市からシルバーデイに指定をうける
2005年2月
居宅介護支援事業所「ケアプランとまと」開業し、高齢者の困ったこと相談窓口をめざす
2006年2月
上野丘自治会と共催で、小澤勲講演会「認知症とは何か」を開催する
3月
通所介護事業所「上野デイハウスしもつき」開業し、もうひとつの我が家をめざす
2009年1月
沼野尚美ホスピス講演会「寄り添って共に生きる」を開催する
10月
NPO奈良よつば福祉友の会が、「平城山デイハウスよつば」を開業
11月
社会福祉法人よつば福祉の認可を受ける
2014年11月
上野丘自治会と共催で、西川勝講演会「となりの認知症」を開催する
2016年2月~
各所で、「認知症サポーター養成研修」を開催する
2017年9月
よつ葉ホームデリバリー産地直送センタ-と共催で、「食と社会ストレス」「食についての誤解」「高齢者と食」の連続講座を企画
2017年10月
上野デイハウスしもつきのリフレッシュ計画開始

情報公開