よつ葉の福祉について

イラスト:酒井たかし

共に地域で暮らす よつば福祉

人と人のつながりの輪が、人を幸せにする。

2023年12月に理事長に就任しました。箕面のNPO法人あそびりクラブの代表もしています。地域のつながりを大切にしながら歩んできた二つの法人は、事業開始からのお付き合いです。制度が変わるたびに相談しながら乗り越えてきました。
地域でみんなが笑顔で暮らし続ける街づくりを進めていきたいと思います。介護保険や医療保険、豊中市の行政サービスなど制度を使いながら事業運営をしています。これやってくれたら助かるのに、介護保険や行政サービスではやってもらえないことや地域の課題へ取り組んでいきます。

最近、せちがらい世の中になってきました。ネット社会でいいものを安く買える。ほしいものが便利に明日届くようになりました。すごく便利で合理的な世の中です。
しかし、消費者の顔はわかりません。あの人、最近来てくれないけどどうしているのかな。久しぶりに来た時に、どうしてたのってコミュニケーションが生まれます。
よつば福祉は関西よつば連絡会に参加しています。生産者から消費者までの顔が見える関係、チラシには生産者の想いや届けたい気持ちが盛りだくさん。消費者は生産者の想いを受け止めながらおいしく食べる。デイハウスしもつきではよつばの食材を使っておいしい昼食、手作りのおやつをいただきます。
宅配ではいつものお兄ちゃんが来てくれます。そこでいろいろな情報交換ができます。お米不足で困ったときも助けていただきました。
福祉ってそんな顔の見える関係がとても大事です。何かあったときに助けたり助けられたり、お隣さんとの関係をこれからも続けていきます。利用してもらえる方やご家族、つながるサービスや地域の人やご近所さん困ったときの、よりどころになる法人であり続けたい。
困ったときはお互い様。ご近所さんと助け合って
障がいがあっても認知症があっても安心して暮らせる街づくりを目指します。

理事長 則包 正人

社会福祉法人よつば福祉の歩み

2000年10月
NPOよつ葉福祉友の会 発足
関西よつ葉連絡会と協力して、豊中・宝塚・茨木・大阪・奈良でヘルパー養成研修をおこなう
2004年5月
1998年からおこなっていた月1回の地域サロン(霜月会)を週3回おこなうことになり、豊中市からシルバーデイに指定をうける
2005年2月
居宅介護支援事業所「ケアプランとまと」開業し、高齢者の困ったこと相談窓口をめざす
2006年2月
上野丘自治会と共催で、小澤勲講演会「認知症とは何か」を開催する
3月
通所介護事業所「上野デイハウスしもつき」開業し、もうひとつの我が家をめざす
2009年1月
沼野尚美ホスピス講演会「寄り添って共に生きる」を開催する
10月
NPO奈良よつば福祉友の会が、「平城山デイハウスよつば」を開業
11月
社会福祉法人よつば福祉の認可を受ける
2014年11月
上野丘自治会と共催で、西川勝講演会「となりの認知症」を開催する
2016年2月~
各所で、「認知症サポーター養成研修」を開催する
2017年9月
よつ葉ホームデリバリー産地直送センタ-と共催で、「食と社会ストレス」「食についての誤解」「高齢者と食」の連続講座を企画
2018年6月
「上野デイハウスしもつき」を、地域密着型通所介護(定員18人)としてリフレッシュ
2020年4月
コロナ感染が拡大。就業規則を改訂し、週休2日制とする。ゆったりとした居場所と、働きやすい環境を目指す
2021年10月
宝塚医療大学福祉科より、海外研修生(フィリピン&タイ)2名の現場実習を受けいれた
2022年10月
少路地域包括支援センターと協力して、豊中市通いの場・よつばサロンで、パワーアップ体操を週1回おこなう
2023年11月
理事会で、則包正人が、新理事長に選任
2024年12月
NPOあそびりクラブとの連携をはかり、人事交流を開始
2025年4月
常勤看護師を核に、利用者の機能訓練と口腔機能向上に努める(加算算定開始)

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