フォーラムに参加して

 会場は、遼寧友誼賓館の南側に新しく作られた国際会議センターで、機能的なすばらしい作りだった。通訳は同時通訳で、少しもたつくこともあったが、これもすばらしかった。

 主催者側の発言では、「WTO加盟」「グローバリズム」「世界的不景気」がキーワードで、そうした環境の中で中国・遼寧省をいかに発展させていくかに力点が置かれていた。

 夏徳仁副省長の発言で、

「税金の80%以上は大企業が払い、従業員の80%は中小企業に勤めている。この中小企業の発展が非常に重要である。@瀋陽、大連に中小企業向けのテーマパークを作る。A外国中小企業との交流を進める。Bインフラ整備のバックアップを行う。

 新産業として、IT、バイオなどを奨励する。」

という発言は興味を引いた。

 各国からの発言者は、多くが今までの成果の発表だった。その中で、米国オクラホマ州が自州の宣伝につとめ、エジプトが中国との貿易交流促進に熱心なのが面白かった。中国・遼寧・瀋陽を中心にして見ると、相対的な先進国もあり後進国もあるのだと考えさせられた。世界的に見れば、中国はすでに先進国(大国)になりつつあるのだ。全体として、そういうことを見せつけたフォーラムだったと思う。

                             (事務局 森下)


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