NPO法人 関西遼寧協会2000年度事業方針(案)


1.概況

98年秋に総崩れとなった東南アジア経済は、ほぼ以前の状態に復帰し、「元気な東南アジア」が戻りつつある。

 東南アジア各国の通貨切り下げにより、中国元の苦戦と切り下げが噂されながら、中国の輸出入も順調に伸展し、切り下げの圧力は減少している。

 今年のWTO加盟もほぼ確実となり、世界経済の中での対等な中国経済が立ち上がろうとしている。一方で自由競争にさらされながらも、中国から出てゆくのも対等だから、現在の賃金水準で考えれば十分な競争力を持っているといえるだろう。

 職員の三分の一から半分を整理する公的機関・国営企業改革も、急激な改革から緩やかな改革に変更され、社会不安も若干は弱まっている。

 以上のような情勢の中で、中国への進出、生産基地としての中国、消費市場としての中国への進出は再び増えていくと予想される。

 WTO加盟により、生産分野だけでなくサービス分野も市場開放が進み、「お堅い中国」から「普通の中国」に変わってゆくことにより、人の往来も着実に増えていくと思われる。

2.事業

1)訪中団

  • 6月に実施する。
  • 日中ボランティアセンターの瀋陽ミニ図書館開設パーティーに合わせる。
  • ハルビン会の訪中団に合わせる。(6/12瀋陽で合流予定)
  • 瀋陽市政府を表敬し、あじあ号を展示する鉄道博物館構想の調査と日本からの支援について申し入れる。
  • 訪問都市は大連、瀋陽、コロ島市、秦皇島市(山海関、北戴河)、または瀋陽からモンゴルへ。約1週間の日程。
  • 他に、中国が好きな人たちのための「中国新発見ツアー」や「日中ボランティアセンターと提携のボランティアツアー」を計画する。

2)あじあ号保存への基金

  • あじあ号を含めた鉄道博物館は、すでに瀋陽市植物園内に着工した。
  • 資金的に豊富であるとは考えられず、特に中国に滞在している日本人から「あじあ号情報」についてよく聞かれる。どこも協力したいが、実態がよくわからないという感じ。事業主体と協力の可能性について協議する。

3)中国相談室

  • 毎月1日に開催(必要に応じて随時)
  • 相談内容のうち、公開できるものはホームページなどで公開していく。

4)日中ボランティアセンターと共同して、瀋陽・大連のミニ図書館作りを推進

  • ボランティアセンターへの加入の呼びかけ
  • 教材にふさわしい図書集め
  • 瀋陽、大連での利用促進。設立パーティーへの参加。

5)時局講演会などの催し、交流会

  • 中国のWTO加盟と日本企業への影響(中長期的に見て)
  • 上海地域の日系企業の実態(今年上海に事務所を構える三戸先生からの報告)
  • 中国現地で経営的立場で仕事をしてきた人たちの経験談セミナー
  • ぎょうざを作って中国酒を飲んで中国音楽を聞く会
  • 旅行団報告、交流会

6)遼寧省への留学のあっせん

  • 今年に入って2名の若者が遼寧大学、大連外語学院に出発。
  • 引き続きやる気のある若者の留学斡旋を行う。ホームページでの勧誘もいいのではないか。

7)ニュースの発行とホームページの開設

  • 3月中にホームページを開設する。
    内容は、関西遼寧協会の活動、催し物、ニュースの内容、瀋陽・大連・北京の仲間と活動の紹介、その他関係団体の紹介、入会規定と入会手順
  • 6回以上ニュースを発行する。
  • 瀋陽、大連、上海、北京などの現地情報をできるだけ多く載せていく。
  • 会員からの投稿を募る

8)中国語教室

  • 初級教室、中級教室ともすでに順調に実施中。

次の記事:アジア号・その後