瀋陽・大連の日本語教材センター前号で既報の通り、NPO法人日中ボランティアセンター(河原寛治代表)が中心になって、瀋陽・大連で、日本語学習者のための教材センター作りが進んでいます。 瀋陽では、当協会事務所の約半分を使い、ミニ図書館・ワープロセンター・コピー機センターができ、土日には沢山の教師・学生が集まっています。特にコピー機センターは好評で、図書や教材のコピーに使われています。中国ではコピー機の利用料金が日本よりも高く、「日本語教育が目的」であれば無料で使えるということで、重宝がられています。ミニ図書館は約3000冊の本が入り、書架がぐるっと部屋を取り囲み、なかなか壮観です。 大連では、当協会会員企業であるクリエイト大阪の出資会社「大連創造電子有限会社」にミニ図書館を設置することが決まり、準備に入っています。大連では、11月20日に、日本人教師を中心にして、中国人の日本語教師、領事館、企業の人たちも参加して教材センター作りに向けた会合が開かれ、2000年6月設立を目標に動き出しました。 次の記事:郭廷標遼寧省副省長が来版 |