故障時のアドバイス

◎オーバーヒート

走行中の故障として、エンジンのオーバーヒートが有ります。これは、エンジンを冷やす為の冷却水が、漏れて減ったり、流れなくなったりする事によってエンジンを冷やすことが出来なくなり、エンジンの温度が上がり過熱するためにオーバーヒートが起こります。冷却水の通り道としてラジエータ本体や、ラジエータにつながっているホース、冷却水を循環させているポンプなどが有ります。ポンプが回転し冷却水を送ることにより、エンジンの熱を取り、ラジエータで放熱しています。これらのどこかに異常が発生し、エンジンを冷やすことが出来なくなり、結果としてオーバーヒートが現れます。初期症状としては、水温計がいつもより高温を示しているなどとして現れます。水温計の水温が高めになった時点で、点検・整備等を行なっていただければ<<走行停止>>を予防できます。初期症状に気づかずに走り続けると、エンジンがさらにオーバーヒートして突然の走行停止などが起こります。
 
アドバイスとして・・・
 
走行中、オーバーヒートに気づいた場合、車を安全なところに寄せてエンジンを止めてください。ボンネットをあける場合、エン ジンが冷えてからあけ、エンジンが過熱している状態で開けないでください。ホースやラジエーターに穴が開いて熱湯が噴出している場合があります。不用意にボンネットをあけると噴出している熱湯で火傷を負う場合があります。気をつけてください。オーバーヒートの場合エンジンを始動せず、レッカー車などで移動する事がお勧めです。無理に動かしてしまうと、エンジン本体をいためてより大きな損傷になります。お近くの修理工場に入れるか、電話での出張修理など応急処置をして、修理工場に入庫してくださ い。


◎ブレーキ故障

ブレーキの故障が、一番気になる部分です。構造的にはそんなに壊れる部分ではありませんが、消耗部品を使っていますので、走行キロにおおじて部品の取替えが必要です。消耗部品が限度を超えて磨耗すると、効きが悪くなったり、 踏みしろが変わったりと危険な状態になります。
ブレーキの故障は、走行中に発生すると大変危険な状態となりますので事前の点検・整備で防ぐことが重要です。
 
アドバイスとして・・・
 
ブレーキの故障は、あってはいけないことです。特に走行中であれば事故に結びつきます。まず事前の点検・整備で予防し、運転中に異常を感じたら素早い対応を行なってください。運転していてブレーキペダルの違和感(効きが悪い)、異音、メーターパネルでのブレーキ警告灯がついたままとかであれば速やかに対応すべきです。



◎バッテリー上がり

冬場に多いのがバッテリー上がりのトラブル。うっかりミスでヘッドライトやルームランプを消し忘れてバッテリーを使い切り、エンジンの始動(セルモーター)が出来ないケース。車には、バッテリーに充電するための発電機が付いているのですが、この発電機が故障し充電出来なくなりバッテリー上がるケース。忘れてならないのがバッテリーが寿命のケース。バッテリー上がりのトラブルは、これらのケースが単独、あるいは同時に発生しバッテリー上がりとなります。

アドバイスとして・・・
 
ほとんどの場合、エンジンの始動(セルモーター)が出来なくなって「バッテリーが上がった」と気づかれる方が多いと思います。バッテリーを使い切ってしまうと、バッテリーが劣化し性能は元には戻りませんので交換になります。バッテリーが寿命の場合も交換になります。バッテリー上がりのトラブルが多いようでしたら、電気回路の故障も考えられますので点検が必要でしょう。
いずれの場合も、バッテリーが上がりエンジンの始動が出来ない状態が多いと思いますので、電話で出張修理、または修理工場に修理引取りを依頼してくださ い。