新・瀋陽蒸気機関車博物館見学記

(2007.6.26 記)

 2005年4月に移転のため閉館した瀋陽蒸気機関車博物館は、3年越しの再開に向けて最後の調整に入っているところです。以下は、6月26日、鉄西森林公園内のほぼ完成に近い新・瀋陽蒸気機関車博物館の見学記です。

 瀋陽蒸気機関車博物館の建設場所は鉄西森林公園の南の地域にあります。鉄西森林公園は市の西部、重工北路・重工南路と建設西路の交差点の西側に広がる、以前は於洪苗圃と呼ばれた育苗公園でした。今は緑に包まれた公園の中で、大きなスポーツ施設の建設が急ピッチで進んでいます。多分来年開かれるオリンピックと関係があるようですが、巨大な体育館が2つとサッカー場らしきものを建設中です。
 蒸気機関車博物館は、その公園の一番南側にあります。建設西路の北側から入って少し北へ行くと、左側にその姿を現わしてきます。
 博物館を正面から見た写真です。
 

 中に入ります。まだ正式に開館していないということで照明もなく、空調も動いていませんでした。しかし昼間で、天井の明かり取りと周囲の壁面が全面ガラスなので写真撮影には十分な光が入っていました。
 
 館内の左の方から真ん中に向かって見た写真です。左前方にパシハ(急行はとを牽引した機関車)が、右の方(館のほぼ真ん中)にパシナ(特急あじあを牽引した機関車)が見えます。
 
 上がパシナ、下がパシハです。
        

 館内で館長と副館長さんから説明を受けました。
 
 左2番目の女性がが館長さん(着任1ヶ月とのこと、名前を聞きそびれてしまいました。失礼。)、左3番目の男性が曹副館長さんです。曹さんは鉄路局出身で、植物園に博物館があったときも副館長を勤めていました。
 ここで、川崎重工業(株)とNPO関西遼寧協会から贈られる世界の最新の電車や列車の写真パネルの打ち合わせが行われ、贈呈品リストが手渡されました。

 館内の壁面には、中国の蒸気機関車の歴史や資料がびっしりと貼られています。文章や言葉のチェックがまだ全部終わっていないので、文字資料については写真を撮らないでほしいと言われましたが、開館に向けた準備は着々と進められているようでした。
 クーラーが動いていないので、汗がじわじわと出てきて、皆たまらなくなって飛び出しました。外の風が気持ちよく、あちこちで記念撮影や談笑の輪ができました。

 

 正式な開館時期は 「まだ未定」 とのことでした。

開館したら展示される予定の蒸気機関車

No
名 称
型式
製造国
製造年
備 考
1
簡易SL
 
中国
 
 
2
PL1型
220号
米国
1907年
貨物用
3
0号(模造)
0号
英国
1882年
中国保存最古のSL
4
DB1
28号
米国
1907年
構内用
5
SL5 パシロ
292号
日本
1927年
瀋陽−撫順旅客用
6
JF3
2558号
チェコ
1927年
構内用
7
JF2 ミカニ
2525号
日本
1929年
幹線貨物用
8
FD2
1227号
ロシア
1931年
動輪5輪の貨物用
9
SL7 パシナ
751号
日本
1934年
特急あじあを牽引
10
ST2
22号
ドイツ
1935年
貨物用
11
JF6 ミカロ
3329号
日本
1936年
旅貨用
12
SL6 パシハ
815号
日本
1937年
急行はとを牽引
13
DK5
250号
ルーマニア
1937年
貨物用
14
ロケット号(模造)
竜号
英国
不明
 
15
XK13
3858号
ポーランド
1959年
貨物用
16
工建型
1038号
中国
1960年
構内用
17
建設型
5003号
中国
1960年
幹線貨物用
18
前進型
1316号
中国
1972年
機関区用

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